塩湖文書断片集 更新版0.2 すぎのこ史記事

これらはすぎのこ史をまとめたものである

ノリキングダムの姥捨領にある塩湖から見つかった文書やすぎのこ村の石碑、長老の語るせっ記から書き起こした歴史がすぎのこ史である

epic of remnant is sugivas roct

 

断片

くろいにぎとしろいにぎ 命もないのに殺しあう 湖に塩を求め やがてにぎたちほほろいだ

 

国作の章 断片

かつて巨大な黒い化け物が森をあらしたまわった はじめのむらおさが朱塗の弓に石の矢尻の矢をつがえ、目を撃った

たちまち黒い化け物はくずれ、そこから黒い米が溢れ出した

この森に現れるにぎたちにひとつしか目がないのは、このときにむらおさがつぶしたからだという

 

断片

はじめに亞楽があった

すぎのこ村の妖物は死を拒んだ者達、罪を犯せばこの牢獄に閉じ込めるしかなかった

くろいにぎ、あかいにぎ、あおいにぎがここに閉じ込められた

その上に12の牢獄を作り、誰も出てこれないようにした

いまでは脱穀して炊いたしろいにぎだけがいる

 

断片

ラクダやムカデが乗り物だったころからいる長老は、もう昔のことなどすっかり忘れてしまったいた

 

国作の章 断片

ニギテラスが岩戸に閉じこもったが、誰も相手にしなかった

いじけたニギテラスが村人を何人も岩戸に閉じ込めて寂しくないようにした

しょうがないからみんなで騒いで出て来るのをまった

 

断片

わがなはおさしみわさび